心理学/恋愛で「ハッタリ」なんて良くない?いいえ、そんなことありません
心理学は恋愛にも活用できるんです。
人との会話でつい「ハッタリ」を言ってしまった経験はありませんか?好意を抱いている相手だと、なおさら良く思われたいという気持ちから、つい「ハッタリ」を言ってしまうことってありますよね。
【結論】
悪意のない「ハッタリ」を効果的に使うのなら問題なし!自分に自身を持とう。
この記事では、恋愛を心理学で分析します。好意を抱いている相手に、効果的なアプローチができるよう知識を深めましょう。知っているのと知らないのでは恋愛の発展に大きな差が出てきますよ。
さぁ、あなたも自信を持って恋愛を楽しみましょう!
服装で相手に与える印象を思い通りに操ろう/心理学
つい見た目で相手を判断してしまうことってありませんか?
これを、ユニフォーム効果と言います。服装の違いだけで、相手に与える印象は大きく変わります。また、服装から受ける印象によって、相手への反応や態度まで変わってしまうんです。
アメリカの心理学者・ビックマンは、10セントを電話BOXにわざと置き、そこで電話をかけた人が出てきたら「10セントを忘れたけど、見ませんでしたか?」と声をかけ、反応を見るという実験を行いました。スーツ姿で声をかけると8割の人が10セントを返してくれましたが、同じ人物がだらしのない身なりで声をかけたところ、3割しか返してくれませんでした。
服装が相手に与える印象が大きく違うことを証明していますね。
自分に自身がない人や、相手にどう思われるか心配な人は、服装だけでも理想のイメージに近づけることは、とても効果的な方法です。
これも一種の「ハッタリ」ですが、自身を持ってコミュニケーションをとるには、相手に引け目を感じないことが大切です。
人は服装にふさわしい言動をとる!?
服装は人に大きな影響を与えます。映画「es」や「エクスペリメント」を見た人はよく分かると思います。
これらの映画の内容は、集められた人を無作為に「看守役」と「囚人役」に分け、どのような言動や行動をとるようになるかを実験した内容です。これが実話なので、本当に驚きます。
被験者たちは、制服をきてまもなく「看守役」は命令口調に、「囚人役」は卑屈な態度になっていきました。また、日数を重ねるにつれて、その兆候が激しくなっていきました。
これは、アメリカの社会心理学者フィリップ・ジンンパルドーが服装がそのくらい人に影響を与えるのかを調べた実験です。服装が自分に与える影響も大きいですが、同様に相手に与える影響も非常に大きいことが分かます。
身近なところでいえば、例えば、普段はとても活発な女性でも着物を着ればおしとやかな振る舞いをするようになります。警察の制服を着た人に声をかけられたら、一瞬かまえてしまいますよね。
自分をどのように見せたいかで、服装を変えてみると非常に効果があります。また、相手に与える印象だけでなく、自分の言動や行動までも服装によってある程度コントロールできるんです。
心理学 では「嘘も方便」を活用するのが効果的
「嘘も方便」とは、嘘をつくことは良くないことだが、相手や将来のことを考え、物事を円滑に運ぶためには、時と場合によっては許されるとする考え方です。
ウソでも良いから相手に同調してもらえると、欲求が満たされるのが人間の心理です。また、人は相手に同調されることで安心感を得られます。
例えば、もう買おうと決めているのに「これ、どう思う?」などと他人に聞いてみたことはありませんか?この時の心理は、相手の感想が聞きたいのではなく「いいね!」と言って購入を後押ししてもらいたいだけですよね。
必ずしも自分の本心だけでなく、相手が喜ぶ返答をしてみるというのも好感を与えるためには必要なことなんです。
「ハッタリ」だとばれるのが心配?
「ハッタリ」だと感ずかれてたとしても、まったく問題ありません。そもそも、ばれて困るようなハッタリはNGです。
例えば、自分があまり知らないブランドバッグの話をされた時「すみません、私そのブランドあまり知らないんです。」とわざわざ伝える必要はないんです。あたかもそのブランドを知っているかの様に、会話をしてしまって良いんです。その際に「あまり詳しくないんだけど、~なの?」などと会話を広げていければベストですね。
このように質問することで、相手は自分に興味を持ってくれいていると感じ、相手に良い印象を植え付けることができます。
コミュニケーションが増えれば、お互いにどんな人なのか自然に分かってきます。そうなれば、「ハッタリ」など使わずとも等身大で会話をすることができるようになりますね。最初は上手に自分をつくろうことも大切です。
⇒【簡単】会う回数を増やすだけで、相手に好きになってもらえるって本当!?
まとめ ~大切なのは自分に自信を持つこと~
悪意のない「ハッタリ」であれば、相手に不快感を与えることはありません。自信をもって相手に向き合うことが何より重要なことです。服装や言葉遣いを変えるだけでも、相手に与える印象は大きく違います。少しでも理想の自分に近づけるよう、簡単なことから始めましょう。
おどおどしている人の「ハッタリ」と、自分に自信がある人の「ハッタリ」では、捉えられ方が全く違います。まずは自分に自信を持って、うまく相手の話を盛り上げましょう。心の距離をグッと近づけることができますよ。
⇒なぜ自信がない人はうざいと思われるのか?~誰でも簡単に変われる方法~
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