お金のない彼氏と結婚する?別れる?論点はそこではない
お金のない彼氏と結婚するべきか?
この悩みは、女性にとって非常に深刻なものですよね。
なぜ彼氏はお金がないのかをあなたは知っていますか?
結婚相手を選ぶ際、お金のあるなしが大切なのではなく、お金の使い方の方がよっぽど重要だということを知っておいて下さい。
お金がない事よりもお金の使い方が大切
結婚の条件として、相手の「経済力」「収入」は女性にとって非常に重要です。
しかし、ここで見落としてはいけないポイントがあります。
いくら入ってくるお金が多くても、出ていくお金がそれよりも多ければ、「経済力」「収入」は何の指標にもならないということです。
つまり、稼ぎではなく、お金の使い方が大切だということです。
離婚の理由として必ず上位に入ってくるのは、「お金の浪費」「生活費を渡してくれない」というお金に関する内容です。それだけ、結婚相手を選ぶ際に金銭感覚が合うかどうかは重要だということです。
(参考:裁判所|平成29年 司法統計19 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所)
お金は一生使うものなので、その部分で価値観がズレていると、あなたは一生大きなストレスを抱えて生きていくことになってしまいます。
スーパーでは10円でも安いものを買いたがるのに、趣味には平気で何万円も使ってしまう。
タバコやお酒、食後のコーヒーなどは悩むことなく毎日お金を使っているから、全く貯金がない。
このように、お金の使い方と言っても、千差万別です。
お金の使い方には、人格が出ます。自分の金銭感覚に合うパートナーなのかどうかをしっかりと見極める必要があります。
結婚して「幸せにしてもらいたい」という考え方の落とし穴
いくら浪費癖があっても、それ以上に収入があるのなら問題ないと思っていませんか?
確かに、順風満帆の状況が続けば幸せも続いていくでしょう。
けれども、それは保証されている事ではありません。病気、リストラ、会社が潰れてしまうことだって起こり得るのです。
また、経済情勢の急激な変化により、仕事がなくなってしまうことだってあります。
年収いくら以上などと、条件で相手を判別することは、裏返して言えば「相手に幸せにしてもらおう」という意思の表れです。
これが必ずしも悪いということではありませんが、「してもらおう」という気持ちは、いつしか「してくれない」という不満に変わり、不幸な結婚になりかねない危険を孕んでいます。
結婚相手に経済力があれば幸せになれる。そうではないのです。
幸せな結婚に必要なのは、お互いが相手を幸せにしたいという気持ちなのです。そこを間違えて結婚しても、幸せにはなれません。
お金がない彼氏と結婚する前に確かめる事
結婚する前に相手をチェックする際、年収も重要ですが、金銭感覚の方が重要です。
結婚の条件で年収を挙げる女性は多いですが、間違った結婚にならないよう、しっかりその人のお金の使い方を把握しておく必要があります。
一緒に住むと、その人の金銭感覚をより知ることができるでしょう。同時に、食や家事などに対する生活全般への感覚も知ることができますのでおすすめです。
結婚する前に一歩踏み込んで、その人がどのようなお金の使い方をする人なのかを確認することは、結婚の失敗を避けるとても簡単な方法です。
結婚に踏み切れない本当の理由は?
結婚に躊躇してしまう本当の理由は何でしょう。
お金がない彼氏だからという理由でしょうか。
そうであれば、あなたは結婚して「幸せにしてもらいたい」と考えているのでしょう。結婚とは、一緒に幸せを築いていくものです。すべての面で、お互いに相手を幸せにしたいという気持ちがあってこそ幸せな結婚生活が続いていくのです。
お金がない彼氏は、どうしてお金がないのでしょうか?
お金がない理由をちゃんと知っていますか?
収入が多い少ないに関わらず、何にお金を使っていてお金がないのかを知りましょう。
相手にお金がないから結婚を躊躇する。別れた方が良いかな?と考える。
この時点で、その結婚がうまくいくとは思えません。
本当に愛している相手であれば、お金があるなしに関わらず、別れを考えることはありません。
まとめ<お金がない彼氏と結婚しても良いのか>
経済力があるからという指標は結婚の決め手にはなりません。
あくまで、金銭感覚(お金の使い方)に共感できるかという点が、結婚を決める大切なポイントだということです。
恋愛中は、普通に考えれば分かるようなことでも、脳がマヒして正確な判断ができないことがよくあります。相手の気になる点や、少し嫌な部分も、なんとなく許してしまうことが多いものです。
しかし、結婚となるとそんな感覚では長続きしないのです。
生きていく上で、必ず必要となるお金。お金に関する価値観は、生活のベースとなります。
「経済力」「収入」を気にするのと同じくらい、お金の使い方についてを気にして結婚相手を決めた方が良いでしょう。