「恋人に感じる魅力=自分とは違う部分」という人は気を付けて!結婚して損する前に知っておくべき事
誰しも、異性の好きなタイプってありますよね。
自分の好みのタイプの人を好きになるし、付き合う相手も自分の好みの人ですよね。
なおさら、結婚するなら自分の好みのタイプ以外なんて考えられないと思っている人が多いと思います。
ここで問題がひとつ。
一般的に人は、自分とは違うものを持った人に惹かれると言われているのですが、実は、結婚する相手に重要なのは自分とどれだけ似ている部分があるかという事なのです。
つまり、恋人期間は「異質性」を求め、結婚後は「同質性」を求めるようになるという事です。
結婚に「同質性」を求める理由とは
これには理由が3つあります。
- 結婚すれば一緒に暮らすことになります。自分と似ている人と一緒に暮らした方が些細なギクシャクが起こらずに快適に生活することができます。
- 結婚すると、例えば家の事、子供の事、お金の事など2人で決断しなければならない重要なことが多く発生します。ここでも、相手が自分と似ている考え方をする人であった方が、よりストレスなく物事を決定することができます。
- 恋愛と結婚は別物です。結婚とは、生涯を共にする覚悟でするものです。結婚後は、相手の仕事や趣味に合わせた生活リズムになったり、食事も相手に合わせたものになる可能性があります。ここでも自分との類似性が高い相手の方がお互いの我慢はなくなりますよね。
帰ってきたらすぐにシャワー浴びたいと思っているのに、いつも相手がすぐにシャワーをしてくれない為に、何回もお願いしたり注意するのは疲れますよね。
付き合っている時は、相手が趣味でやっているフットサルをカッコいいなと思っていたけれど、結婚して毎週土日どちらかがフットサルの趣味でつぶれてしまうとなったら、嫌だと思いませんか?あなたは、土日のお休みで一緒に旅行に行ったりしたいのに。
ナンプラーなどの少し癖のある調味料が好きで、家でも凝った料理を作って食べたいのに、相手が苦手だったら、家ではこれから一生そのような料理を我慢しなくてはならなくなります。一緒に食べれたら本当に幸せなことなのに。
付き合っている時に家に遊びに行ったら、とても素敵なインテリアだった彼。オシャレで素敵だなぁと思っていたが、結婚後、家具やインテリアに多額のお金を使われたらどう思いますか?あなたは、将来のために貯金を増やしたいと思っているのに。
仕事を毎日遅くまで頑張っていて、尊敬していると思っていても、結婚して子供ができたら子育てを手伝ってほしいと思いませんか?仕事ばかりで、土日も付き合いのゴルフがあったら、もっと家の事ために時間を取れる人だったらどんなに良いかと思いますよね。
結婚相手を決める時にはまず、ここを考えなければなりません。
自分とは違う部分に惹かれてお付き合いしたとしても、その人と結婚して自分が我慢することなく生活することができますか?
お金持ちが良い、ルックスが大事など、結婚に対して重要な部分は様々あると思いますが、全てはこの前提があってこそなのです。
そもそも自分に似ている人には魅力を感じない
しかし無視できないデメリットがあります。
先に、人は自分とは違うものを持った人に惹かれるとお話しました。
つまり、自分の好みのタイプ=自分とは違う魅力を持った人と言い換えることができます。
逆に、自分と似ている人に魅力を感じないと言い換えることができます。
自分の好みのタイプの人と付き合いたいが、その人と結婚してもうまくいかず、魅力は感じないが自分と似ている人と結婚した方がうまくいくという事なのです。
そうなると、そもそもお付き合いに発展できなのではないかという疑問が出てきます。
結婚ではうまくいくと言われている「自分と似ている人」には、恋人の段階では特に魅力を感じないのですから。
つまり、恋人として良いなと思ったとしても結婚相手としてはどうなのかをしっかり考える必要があるという事ですね。
極論ですが、結婚だけを求めているのなら、恋人に求めるような異質感ではなく、一緒にいて安心できる、なんか自分と似ているなと感じるような人を探してみるのが良いという事です。
恋愛をして、好き同士で結婚して結ばれた2人なのに、結婚前と後では現実が食い違い、夫婦関係がうまくいかなくなるというカップルは多くいます。
平成29年度司法統計のデータでは、離婚した夫婦の離婚原因は男女ともに「性格の不一致」が断トツで1位でした。(この理由が1位のことがほどんどです。)
裁判所|平成29年 司法統計19 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所
離婚の申立理由が「性格の不一致」だった場合、片方が離婚に同意せず、裁判で争うことになった時、単に性格が合わないという理由だけでは法的に離婚が認められないそうです。
「性格の不一致」が原因で夫婦関係が破綻し、これから修復の可能性が認められないことを証明する必要があるのです。
人は、「異質性」を持った人につい惹かれてしまう傾向があるのですが、ここは結婚前にしっかり見極めたいところです。
いつも同じようなタイプの人と付き合っている人
あなたの周りにもいませんか?
一貫して自分の好みのタイプしか好きにならない人。
ヤンチャ系な男性がタイプで、いつもそういうタイプの男性としかお付き合いをしない女性が私の職場にもいます。
30代後半にもなって、結婚したいと言いながら、デートのお相手は毎回ヤンチャ系男子…
彼女は「早く結婚して子供が欲しい」と私と出会った8年前くらいから言っていました。
彼女と話をしていると、本当に結婚したい気持ちがあるのは分かるのですが、彼女のお相手を見ると、結婚する気あるのか?という男性とばかりと付き合っているのです。
そういうヤンチャ系の男性が好みなのは分かるのですが、同じことの繰り返しで、結婚できず気が付けば30代後半。
自分とは違うものを持っている人に惹かれる気持ちは人として当然なのですが、結局いつも男性に結婚する気はなく別れてしまうのです。
目的は結婚なのか、恋人なのか、彼女はここをハッキリさせた方が良いですよね。
探しているのは恋人?それとも結婚相手?
恋人を探しているのではなく、結婚相手を探している人は超注意です。
人は単純で、なんとなく相手を好きになってしまうことがあります。
人は、何か自分には持っていないものを持っている人には無意識に魅力を感じてしまい、好意を抱いてしまうので、結婚相手を探している人はこの感情に流されないようにする必要があります。
そこで、あなたの目的は結婚なのか、恋人探しなのか、もう一度よく考えてみて下さい。
結婚が目的という人は、その人と一緒にいることで、自分らしく幸せにいられるのかを検討しましょう。
- あなたと相手はどんな部分で考え方が似ていますか?
- 相手のどんな部分を尊敬していますか?
- 相手が失敗した時、かわいいなと親心を抱けますか?
- 一緒にいて我慢するしていることはありませんか?
- どんな人なら安心して傍にいられますか?
- その人は自分の事をサポートしてくれますか?
- 自分の意見をしっかり聞いてくれますか?
最後に2つ。
1、相手の欠点は直らないです。
それでも本当に一緒にいられるのか考えましょう。
2、その人の親を見てみましょう。
歳を取っていくにつれて、本当に親に似てくるものです。
両親と実際に会って話す機会は少ないかもしれないので、両親がどんな人なのか、両親の仲は良いのか、どんな環境で育ったのかを聞いてみると良いです。
将来、その人がどのような人になるのか、なんとなく想像ができることでしょう。
あなた自身でいられる結婚へ
自分と全く同じ考えの人なんて存在しないので、相手の考え方をいくらか受け入れる必要はあるでしょう。
ただ、自分が我慢をしてまで受け入れる必要はないという事です。
自分とは違ったこんな考え方もあるんだなぁと自然と心に入ってくるならば良いのです。
しかし、相手も尊重しなくてはいけないと頭で考えないと受け入れられないような相手であれば、一生涯のパートナーとしては難しいでしょう。
相手を尊重するために頭を使って、相手に合わせたり我慢することは、あなたにとって負担が大きすぎます。
ここは絶対に勘違いしないでほしいポイントです。
友達や家族であっても、他人と過ごすには、多少ながら相手に合わせる必要があるでしょう。
それが頭を使わないで自然と行われているものならば問題ないですが、少しでも自分が我慢していると感じるようであれば要注意です。
人が、恋人に求めるものと、結婚相手に求めるものは全く違うという事です。
恋人期間は「異質性」を求め、結婚後は「同質性」を求める。
「性格の不一致」で離婚するようなことが起きないように、あなたの結婚相手にはどんな人が合っているのか、冷静に考えてみる時間を作ってみると良いかもしれません。
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