<自己啓発は不要>幸せな人生に必要なのは運動と健康管理
あなたも一度は「自己啓発」に興味を持ったことがあるのではないでしょうか?
「なんだか最近、気分が落ち込んでいる」
「仕事でパッとしなくて、周りより自分が落ちこぼれている気がする」
「プライベートでも楽しめることがなくて、特に趣味もない」
「同じような毎日を繰り返している人生で、つまらない」
「明るい将来をあまり想像できない」
こんな風に考えている人に勧められがちなのが、自己啓発本だったりします。
自己啓発本には「これを読んだら人生変わるよ!」というようなキャッチコピーをよく見かけます。
最初に結論を述べます。
難しい自己啓発なんて必要ないという事です。
理由は3つ。
①ネガティブな思考の時に、自己啓発しようとすることで余計に心が疲れるから。
心が病むと言ってもいいでしょう。
②できる人を見ると、自分と比べてしまうため必要以上に落ち込むから。
自己啓発の発信元って、だいたいハツラツとしていますよね。
落ち込んでるときに、元気いっぱい人生うまくいっていますという人を見たくはないです。
③自己啓発を実践するのが難しいから。
自己啓発というと「読書をする」「セミナーに参加する」「成功者の講演に参加する」などが一般的に推奨されています。
しかし、それをしただけで自分が変わることはなく、そこから一歩踏み込んで自身で何かを実践していかなければなりません。
例えば、自己啓発本を読んだからと言って、自分の思考が180度変わるわけではありませんよね。
また、自己啓発本に書かれている内容は、精神論や哲学的要素が多い気がします。
読書にしろ、セミナーへの参加にしろ、続けなくてはならないので、そもそも自己啓発をするという事のハードルが高いです。
自己啓発しようと考えるのは、今の自分をダメだと思っているから?
なぜ自分をダメだと思うのですか?
毎日同じことを繰り返していると、自分が全く成長していないように感じることがあります。
そんな生活を送っていると、自分を変えなければという気持ちになり、自己啓発を考えるという人が多いのではないでしょうか。
仕事でも思ったように成果を出せず、評価してもらえない。
家族や恋人に自分の頑張りを認めてもらえない。
そんな時、自己啓発本を読んで意識を高めたり、人生うまくいっている人の意見を聞ける講演に参加してみることで、新たな価値観が生まれ、前向きになれることもあるでしょう。
冒頭で、難しい自己啓発は必要ないと述べましたが、一概に全く意味がないと言っているわけではありません。
今まで自分の中になかった意見を知ることで、自分だけでは考えつかなかった方向性を見つけることもできます。
そういう意味では、自己啓発に費やす時間はとても有意義なものだと言えるでしょう。
自己啓発で得られる効果は、「気分を前向きにさせる」「やる気にさせる」「精神を安定させる」などだと思います。
自己否定(精神不安定)が起こる最大の原因
気分が落ち込みやすくなったり、考えが後ろ向きになってしまったり、このようなネガティブな精神状態の最大の原因は、運動の減少です。
気分が落ち込む→外に出ない→運動しない(歩かない)→落ち込む
このような悪循環に陥る前に、少しだけ体を動かしてみましょう。
近年では、働き方にも大きな変化がありました。
まず自宅で仕事をする人が増えましたね。
通勤のストレスがなくなり、とても快適に働けるようになりました。
一方で、出勤する必要がないため外に出ない、そして歩く時間も圧倒的に減りました。
体を動かさないことが、人間の精神にもたらす影響はあなたが思う以上に大きいものです。
反対に、運動によって刺激された脳内の動きは、抗うつ薬と同じ効果をもたらすことも証明されています。
実際に、私も自宅で仕事することが増え、1日のうち1回も外に出ないという日々を続けていました。
そうすると、だんだん精神は不安定になり、マイナス思考になり、なんだか体が怠いと感じるようになりました。
文句を言いながら仕事をしたり、とてもじゃないけど人には見せられないような状態で仕事をしていました。
パジャマから着替えたくないという気分になり、食生活も荒れ、 スキンケアもどうでもよくなり、しまいには動くこと自体がイヤになっていました。
危機感を覚え、有名な著者のマインド本などを読んだり、自己啓発を促すYouTubeを見たり、何か改善できないかと努力しました。
得られる情報は、正論でその通りと思えるものなのですが、実際に自分が変わるほどの変化はありませんでした。
求めている理想と自分とのギャップに余計苦しくなり、自分は何も変われないんだと思ったりもしました。
幸せな気持ちになるために必要なのは、少しの運動と健康管理だけ
いつも夫がしてくれていたゴミ出しを私がすることになった日がありました。
朝、外に出て、外の空気を吸った時、心がスーッと気持ち良くなったんです。
風が体に当たって、それだけで気分がスカッとして、つい背伸びをしてしまいました。
ゴミを捨てに、数メートル歩いただけで股関節が伸び、「え?どれだけ歩いていなかったんだろう。」と驚いたのを覚えています。
今までも、部屋を換気したり、小まめに空気を入れ替えてリフレッシュしていたつもりでしたが、それだけではダメだったということが分かりました。
実際に、自分が外に出なければ気持ちが晴れることはないのだと知りました。
何が理由であれ、気分が落ち込んでいるときは、外気に触れ、体を適度に動かすことがリフレッシュの基本だという事です。
そこで、最も手軽で効果があるのがウォーキングです。
外に出て歩きたくなくても、ゴミ出しで良いんです。
外を少し歩くだけで、気分が明るくなります。
他人と話すことでも気分を変えられますが、落ち込んでいて、話すことすら疲れるという人は頑張って他人と話す必要はありません。
ただ、顔を洗って、外に出るだけです。
目的はなくても良い。
店に入らなくても良い。
ただ、ちょっと歩いてみるだけです。
空を見たり、鳥がいるなと思ったり、公園に座ってみたり。
それだけで気分が晴れて、へこんでいた気持ちが軽くなります。
マジメ過ぎて考えすぎてしまう人へ
難しい自己啓発を考える必要はないです。
自己啓発して、自分を奮い立たせなければと思うだけで疲れてします。
こんな方法もあるんだという学びを得ても、続かないことには意味がありません。
学んだことを毎日意識して、行動するのがめんどくさい。
こうなってしまっては、元も子もないです。
本を読んでも、なんとなく全体像は理解した気分になるが、結局何をすれば良いのか不明。
この自己啓発という行為自体が無意味なんじゃないかと思えてくる。
こうなってしまうのは、やらなければという気持ちが強すぎる、とてもマジメな人に多いでしょう。
毎日少しだけ歩くように、少しでも外に出るようにするだけで気分は明るくなり、何かをやってみようという気持ちになりますよ。
前向きになれば、あなたの行動力はグンと上がります。
新しいアイデアが浮かんだり、些細なことも楽しめるような感覚になるでしょう。
現実に意識を向けすぎないことが大切です。
焦る必要はなくて、できる時にやればいいんです。
できないときは、できなくても良い。
できないことをピンポイントで見る必要はありません。
ただ、理想の方向に向いていれば、なりたい方に近づいていくものです。
明るい人が良いと思われがちな世の中ですが、私はそう思いません。
自分を認めてあげられる人が幸せな人であって、自分のことを好きな人が輝いている人だと思います。
一生、一緒に付き合っていく人は自分なんですから、自分を好きでいられたら人生楽しいですよね。
難しい自己啓発で精神をすり減らすより、少し体を動かしてみて、心を健康にする方が簡単です。
最後に
自分のやりたいことは心の中では分かっているというけど、実際そんなことはないと思います。
何をしたいのか分からない人がほとんどです。
ただ、周りと同じことをしなくても良いんだという事を伝えておきます。
「どう思われるかな」「私はこうあるべきだ」などと思わなくて良いのです。
友達が少なくたって、ましてや1人もいなくたって良いんです。
そんなことはどうでも良くて、ただ気分が良いなと思える瞬間が多い方が幸せです。
普段を気分よく過ごせるようになることが、1番大切な自己啓発だと思います。
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